自分は身体が動かなくなるまでMTに乗っていたいと思っています。
そんな自分がMTについて考えてみました。
MTとは
ギヤとギヤを手動で選択するのがマニュアルトランスミッション(MT)だ。オートマチックトランスミッション(AT)の普及に伴って、少数派となっているが、ダイレクトな接続感は捨てがたく、また機械効率にも優れており燃費を向上させる役割もある。
引用元:車検や修理の情報満載グーネットピット マニュアルトランスミッション(MT)の仕組み
自分で使用するギアを選択し、車を走らせるのがMT(マニュアルトランスミッション)です。
ATとの違い
いま主流なのはAT(オートマチックトランスミッション)です。
ATでも「CVT」や「DCT」など種類があります。
MTとの大きな違いは以下の2点でしょう。
1.シフト操作
違いの最初はシフト操作。
ATは前後に動かすのが主流ですが、MTは前後だけでなく左右斜め前後にも動かします。
またATはD(ドライブ)に入れるだけでいいですが、MTは発進時が1で速度が上がるごとに数字の大きいところへ動かします。
2.ペダルの数
次にペダルの数です。
ATではアクセルとブレーキですが
MTではアクセル、ブレーキ、クラッチがあります。
このクラッチを踏んでシフト操作を行い、ギアを入れます。
ATではこの操作を車が自動で行っているため、操作が比較的楽になります。
いまMTを選ぶ意味
運転が楽しい
MAZDA3納車の最後にも書きましたが、まずは運転が楽しいこと
https://susuakibolg.com/mazda3-delivery/自分の手足を使って運転することは、車を操作してるという実感がAT以上にあると思います。
ちょっとした運転がとても楽しい時間になります。
MT設定の車が減っている
次にMT設定のある車が減っています。
最近ではホンダのS660の生産が終了しました。
ミッドシップの軽スポーツカー。
2015年にS660が発売されたときは、こんな車が出てくるんだと嬉しくなりました。
すぐに試乗車を検索しましたが、近くにMTの試乗車がなく「用意しろよ!!」という思いと、「仕方ないか」という思いで少し複雑でした。
今回生産終了となりましたが、またこのような車が出てくることを期待しています。
ホンダさんよろしくお願いします。
もしかしたら数年後にはMT設定の車は生産していないということになるかもしれません。
MTのデメリット
操作が複雑
デメリットとして操作が複雑というのがあると思います。
ATではアクセルとブレーキで操作ができますが、MTはさらにクラッチとシフト操作があります。
クラッチとシフトを操作して車の速度に合わせたギアを選択する。
これはMTの醍醐味ですが、この操作が複雑、めんどくさいと感じる方は多いと思います。
渋滞時の運転がしんどい
こちらはMTが好きな方でも感じるのではないでしょうか。
ATだとブレーキを離せば少しづつ前に進みます。
いまは追従のクルーズコントロールがついた車も多いので、かなり渋滞時の運転が楽になっていると思います。
一方MTは、クラッチの操作を何度も行い、足が疲れます。
また追従のクルーズコントロールがついてるMT車でも、時速30キロ以上で動作するものがほとんどだと思うので、渋滞時は使用できません。
まとめ
車を移動や荷物を積むためのものとするならばMTは必要ないでしょう。
しかしそれだけのために車を買うのはもったいなくないですか?
車は高い買い物です。
日常使いだけじゃなく、趣味としても使ってみませんか?
ここ数年はMT設定のある車を増やしているメーカーもありますが、MTの比率は全体の1%しかいないそうです。
今後この1%のためにメーカーが生産を続けてくれるかはわかりません。
MTが好きな人が増え、需要が高まれば今後も生産され続けると思います。
みなさんMTに乗りましょう!!