お金のこと

これから結婚する20代・30代の人に考えてほしいお金の話(保険編)

「もうすぐ結婚するんですけど保険に入った方がいいですか?」こんな質問を受けました。

新郎、新婦とも正社員で、仕事もやめる予定がない。

回答は今すぐに入る必要はないです。

今回は会社員の話です。

公的保険をしらないから民間保険に入ろうとする

今回質問を受けた後輩は、入社3年目ぐらいの人でした。

今は全く保険には加入していなくて、結婚を機に加入すべきかを悩んでいました。

すでに保険には入っています

会社員は給料天引きで健康保険料を払っています。

さらに厚生年金保険料、雇用保険料も払っています。

入社と同時にすでに保険には入っているんです。

この中身がわかれば、民間の保険が自分に必要かがわかってきます。

健康保険

一番身近な保険です。

主な健康保険の給付
  • 医療費自己負担額軽減
  • 高額療養費制度
  • 出産育児一時金
  • 出産手当金
  • 傷病手当金

医療費自己負担額軽減

健康保険といえば思いつくのはこれじゃないでしょうか。

健康保険証を窓口で提出すれば、自己負担がかかった医療費の3割になります。

仮に100万円の医療費がかかっていたとしても、自分が払うのは30万で済みます。

しかし実際30万払ってくださいと言われたら・・・

月の給料が吹っ飛びます。

これだと民間保険に入っておいた方が良さそうですが。

次です。

高額療養費制度

同一月(1日から月末まで)にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、一定の金額を超えた分があとで払い戻されます

その人の収入によって変わりますが、上記の例で自分だとおよそ8.7万円ぐらいです。

どのぐらいになるかは加入している健康保険組合のホームぺージなどを確認してください。

先ほどの例で窓口で30万の医療費を払った場合21.3万が後日健康保険より払い戻しされます。

それでも一時的に窓口でまとまったお金を支払う必要があります。

しかし、あらかじめ「限度額適用認定証」の交付を受けておけば窓口の支払いが8.7万(上記の例)になります。

出産育児一時金

出産したときに42万円が支給されます。

健康保険組合によっては付加給付があります。

受け取り方法は

  • 直接支払制度
  • 受取代理制度
  • 上記2つの制度が利用できず、全額医療機関に実費で支払った場合

があります。

「直接支払制度」と「受取代理制度」はどちらも医療機関に健康保険組合から出産費用が支払われるので、窓口では差額の支払いのみで済みます。

「直接支払制度」と「受取代理制度」をできない医療機関の場合は、窓口で一度支払いを行い、後日健康保険組合に請求します。

今はほとんどの医療機関が「直接支払制度」と「受取代理制度」を使うことができると思います。

「直接支払制度」と「受取代理制度」の違いは加入している健康保険組合のホームぺージなどを確認してください。

出産手当金

産前・産後休業の期間中、健康保険から1日につき、原則として賃金の3分の2相当額が支給されます。

こちらも健康保険組合によっては付加給付があります。

傷病手当金

療養のため会社を休み、給与などを受けられないとき、「傷病手当金」が4日目から支給されます。

最長で支給日から1年6ヶ月間受け取れます。

詳しい計算方法は加入している健康保険組合のホームぺージなどを確認してください。

上記を踏まえ民間の保険に入るかを考える

会社員が入っている健康保険について簡単に説明しましたが、十分な補償に入っていると思いませんか?

しかも、今回質問をくれた人は共働きです。

以前の記事でも書きましだが、自分が死ぬことによって相手が生活できなくなるようなことがないなら生命保険はいりません。(気持ちの問題は今回は考えないでください。)

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また医療保険については健康保険で十分カバーできていると思います。

特に20代や30代は大きな病気にかかる確率はかなり低いです。

自分のまわりで大きな病気にかかったひとがどれぐらいいるか思い出してみてください。

かなり少ない、もしくは自分の知り合いではいないと言う方もいるのではないでしょうか。

保険に入るお金を貯金にまわしたり、今ならNISA・積立NISAなどで運用する方が今後の生活に役立つと思います。

まとめ

人それぞれライフスタイルが違うので、最終的に判断するのは自分です。

でもほとんどの20代・30代の会社員の人にはあてはまるんじゃないかと思います。

自分はしっかり保険に入っていたので、そのお金を貯金にまわしていたらと思うと・・・

そんな思いをしないように、少しでも参考になればと思います。

なお詳しい金額は加入している健康保険組合のホームぺージなどを確認してください。

最後に参考にしている書籍

最後に参考にしている書籍を紹介します。

  1. 貯める 支出を減らす力
  2. 稼ぐ 収入を増やす力
  3. 増やす 資産を増やす力
  4. 守る 資産を減らさない力
  5. 使う 人生を豊かにすることにお金を使う力

この5つの力について順番に解説してあります。

全ページカラーで、絵や表なども多く、とてもわかりやすいです。

今回の記事は①貯める力になります。

この本の半分は①貯める力です。

著者「うだ ひろえ」さんが保険、住宅ローン、年金などのお金の不安について理解し、解消していく様子を漫画で描いています。

出版されたのがかなり前なので、書籍に書いてある金額や制度などが変わっている場合があると思いますが、今読んでも参考になります。

入院時にかかる医療費や病気にかかる確率などを交えながら民間保険が必要かどうかなどを解説しています。

他の2冊と違って文字ばかりの本ですが、保険のことを詳しく知ることができる1冊です。